6月27日(火曜日)妙林寺様を会場に、夏期講習会が開かれました。
まず初めに、岡山立正青年会会員による先師法要が青年会会長平野泰真上人、御導師のもと厳修されました。

続いてIT講習会では、一乗寺御住職江口泰顕上人による近年注目を集めるChatGPTについて教えていただきました。講習内容は、ChatGPTの使い方や、メリット/デメリット、使用上の注意などの説明を詳しく教えて頂きました。
これにより、私たちは、AI技術の進展と共に生じる課題を理解し、倫理的な観点からAIの活用に関わる判断を行うための基礎を学ぶいい機会になりました。

続いて夏期講習会が同場で行われました。
まず初めに、岡山県宗務所長平野信行上人、宗会議員垣本良明上人からご挨拶をいただきました。次に布教師会、修法師会、社教会、声明師会、青年会、日蓮宗新聞社通信員の代表者より活動報告や諸連絡が参加者へ伝えられました。

夏期講習では、宗務院から滝本修司上人にお越し下さり、「日蓮宗の過疎地域寺院への取り組み」という講題で講義を受けました。
過疎地域においては、檀信徒数の減少や人口の高齢化が進行し、地域の寺院は維持は困難になりつつあります。宗教活動の衰退が懸念され、地域住民との交流や情報発信の不足も課題です。
今後の対策として、地域のニーズに合った活動の多様化や、若者へのアピールが必要です。また、地域の文化や伝統との結びつきを強化することも重要です。協力体制の構築や地域外からの支援も検討すべきです。日蓮宗過疎地域の再活性化に向け、継続的な取り組みが求められます。
講義後の質疑応答では、参加者から数多くの質問.意見が出るなど大変貴重な講習会となりました。

参加者の皆様お疲れ様でした。
コメント