10月19日(木曜日)田町 蓮昌寺様において、宗務所・声明師会・岡山和讃会の共催による、「青森県日蓮宗和讃研修会」が教師24名・和讃会会員57名を集め開催されました。午前10時より開講式が行われ、平野信行宗務所長の挨拶の後、青森県日蓮宗和讃振興会会長 田端義宏上人(青森県永昌寺住職) 副会長 工藤清文上人(青森県受源院住職)講師のもと研修を行いました。
田端上人は青県県和讃の歴史をお話下さり、「和讃は修行である」また和讃上達の心構えとして、「和合心・精進・すなおさ」が大事であるとご指導下さいました。1時間の講義の後、団扇太鼓を持ち入堂・所作の練習や実際に和讃を詠う研修を行いました。
午後12時よりの昼食の後、本堂にて和讃会会員・1F和室にて教師と分かれ約2時間の講習を受けました。本堂での研修は田端上人のもとで行われ、皆様緊張感のなか集中して練習を行いました。和室では工藤上人がご指導下さりましたが、初心者の教師が多いこともあり所作・ 詠い方を分かりやすく解説下さりました。
午後3時より本堂に参加者全員があつまり、「日蓮聖人奉讃歌題目」・「高祖御一代記和讃」を詠い蓮昌寺御宝前に奉納しました。その後閉講式が行われ、平野所長が「今日の研修が岡山和讃継承の1つのきっかけとなれば」とご挨拶され解散となりました。
長時間の研修でございましたのでお疲れの方もおられましたが、充実した研修となりました。
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