9月12日(金)、吉備中央町の宗門史跡・妙本寺にて「秋の妙本講」が執り行われ、岡山万灯講が万灯行列に参加いたしました。
当日は天気予報で「雨」の予報が出ておりましたが、幸いにも万灯行列の間は天候がもち、無事に奉納を終えることができました。



近隣の檀信徒さまのお宅の前で万灯を奉納しながら参道を進み、途中で休憩をはさみつつ、境内を目指しました。境内には多くの参拝客がおられ、浴衣姿の若者のほか、インバウンドやSNSの影響もあってか、外国人の姿も見受けられました。日本のお祭りを直接体験していただけるのは嬉しいことです。



境内に到着した万灯行列は、笛や太鼓、すり鉦の音とともに最高潮を迎え、盛大に奉納が行われました。
万灯行列の後は、餅まきや「妙本寺音頭」などで大いに盛り上がり、締めくくりには花火が打ち上げられました。しかし、その直後にまるでタイミングを計ったかのようにゲリラ豪雨が発生。それでも、雨にも負けず花火は次々と夜空に打ち上げられました。



稲光に照らされる空の中、負けじと花火が輝く様子は、ある意味でまた趣のある光景とも言えるでしょう。
岡山県唯一の宗門史跡である妙本寺には、ぜひ県内外からの団参(団体参拝)をお勧めしたく、この「秋の妙本講」を機に多くの方にご参拝いただければと願っております。
コメント