布教研修会・教師大会

11月27日、ホテルグランヴィア岡山にて布教研修会が開催されました。
冒頭では、宗務所長・平野信行上人よりご挨拶があり、活動報告ならびに宗務連絡が行われました。続いて五会会長より活動報告をいただき、その後、短い休憩を挟んで布教研修会へと移りました。

今回の研修では、能勢真如寺御住職・植田観樹上人を講師にお迎えし、
「いのちに合掌―自他平等の修行―」 をテーマにご講演を賜りました。

講演の中で植田上人は、
「御題目を唱える者として何をすべきか。日蓮宗僧侶の使命とは何か」
という問いに対し、

「檀信徒一人一人の幸せを願い、それを実現できるよう御題目を弘めていくことである」

と述べられました。
私自身も今回の講習を通じ、宗教がそのものについて問題視される現代にあっても、御題目という良薬を飲んでもらうために、正しく処方するために現代にあった相応しい方法を見つけようと思いました。

研修会に引き続き、同ホテル宴会場にて教師大会が催されました。
各上人が親睦を深め合い、慌ただしい12月へ向けて英気を養うひとときとなりました。

植田上人、このたびはご講演を賜り誠にありがとうございました。
またご参加いただいた各上人、宗務所スタッフの皆様、お疲れ様でございました。
最後に、事前準備から当日の運営まで支えてくださったホテルスタッフの皆様にも心より御礼申し上げます。

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