岡山県宗務所主催の身延団参を、5月19日(火)から21日(木)の3日間の日程で執り行いました。
1日目:総本山身延山久遠寺での輪番奉仕
初日の19日は、飛行機や新幹線、バスを乗り継ぎ、総本山である身延山久遠寺へ参拝いたしました。 大本堂にて執り行われた輪番奉仕には、宗務所団参の皆様に加えて各寺院からの団参も合流し、教師・檀信徒合わせて総勢210名という大勢での法要となりました。



寺院表彰や個人表彰ながされ、委嘱式および輪番法要に続き、身延山一老職であり妙石坊のご住職であられる奥野本洋上人よりご法話を頂戴いたしました。
各寺院団参の皆様とはこちらで解散となり、宗務所団参の一同は御廟所を参拝後、宿坊にて一泊いたしました。












2日目:久遠寺朝勤と伊豆法難の霊跡巡拝
20日は、早朝より久遠寺の朝勤(ちょうごん、午前5時から行われる)に参列いたしました。
参加者の中には午前4時半に宿坊を出発し、参拝前に菩提梯(ぼだいてい)を登り切る熱心な方もおられました。朝勤後は宿坊にて朝食と身支度を整え、門前町でお土産などを買い求めた後、バスにて一路、静岡県伊東市の霊跡本山・佛現寺(ぶつげんじ)へと向かいました。




昼食を挟んで到着した佛現寺では、御開帳をしていただくとともに、貴重な寺宝の数々を特別にお出しいただきました。教師・檀信徒ともに、その寺宝を感銘深く拝観いたしました。





続いて、同じ伊東市内にある蓮慶寺(れんけいじ)へと移動しました。この地は、日蓮大聖人の「伊豆法難」の際、大聖人に命がけの給仕をされた舟守弥三郎(ふなもりやさぶろう)夫妻の邸宅跡に建てられたお寺です。
伊豆法難とは 弘長元年(1261年)、日蓮大聖人が鎌倉幕府によって伊豆国の伊東へ流罪となった出来事です。大聖人は鎌倉から船で伊東の海上の「俎岩(まないたいわ)」に置き去りにされるという命の危機に直面しましたが、地元の漁師であった舟守弥三郎夫妻に救出されました。夫妻は領主の目を盗み、約三十余日手厚く保護し食事などの給仕を続けました。








蓮慶寺でも御開帳をしていただき、(大聖人がお匿われた洞窟跡)御岩屋祖師堂に参拝した後、大聖人が置き去りにされたという海岸の俎岩へ向かって遥拝(ようはい)を行いました。
参拝を終えた一行は、熱海市内のホテルへ。温泉で旅の疲れをゆっくりと癒し、夕食の宴会では和やかに杯を交わし、親睦を深めました。
3日目:名建築「起雲閣」見学と帰路
最終日の21日はホテルを出発し、熱海の名所である「起雲閣(きうんかく)」を観光いたしました。
起雲閣とは 大正8年(1919年)に別荘として築かれ、「熱海の三大別荘」とも賞賛された名建築です。昭和22年からは旅館として生まれ変わり、太宰治や三島由紀夫、谷崎潤一郎など、日本を代表する数多くの文豪たちに愛されました。現在は熱海市の有形文化財に指定されており、緑豊かな美しい庭園や、大正・昭和の浪漫を感じさせる和洋折衷の美しい建築意匠を堪能することができます。





起雲閣の見事な設えを見学した後、熱海駅前で散策を楽しみました。昼食を済ませた後、新幹線にて無事に帰路へと就きました。
今回の団参を無事に円成できましたことは、ひとえにご参加いただいた皆様の温かいご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。 今回の経験と反省を活かし、皆様にとってさらに実りある団参を企画してまいります。
今回ご参加いただいた方も、残念ながらご参加いただけなかった方も、次回開催の折にはぜひ振るってご参加くださいますようお願い申し上げます。


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