令和8年8月30日(日)16時から岡山市蓮昌寺本堂において、中島岳志先生をお迎えし「利他ってなんなん?」の講演会を行いました。
県内外から80名ほどの参加者の方々が集まり、中島先生が東工大にて長年に渡り研究している利他の本質についてご講演を賜りました。


他人の為という「利他」と自分のための「利己」はメビウスの輪のようにつながっている。
という話から始まり、頭木弘樹氏著『食べることと出すこと』、「NHKのど自慢大会」、柳宗悦の民芸運動、志賀直哉の小説など利他に関するわかりやすい題材を例示していただき、利他への理解を深めることが出来ました。


後半は、中島先生と長船妙興寺の岡田文弘上人(身延山大学特任准教授)の利他と仏教に関わるディスカッションパートへ。
慈悲と利他の違い、日蓮聖人の利他観や法華経における菩薩行の在り方、日蓮聖人と親鸞上人の思想の一致点、なぜ人は盆踊りを踊るのか、など様々な角度の質問にもお二人の当意即妙な受け答えで会場を盛り上げていただきました。


中島先生からは「お寺の役割には期待している。(利他を踏まえて)葬儀や法事というのは大切なことで葬式仏教の果たせる役割は沢山ある」というエールを頂戴いたしました。
教化センターでは今後も皆様の人生にとってヒントとなるようなイベントや講演会を開催してまいります。
本ブログや岡山県各地の日蓮宗寺院での案内などを注目していただけると幸いです。


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